2010年1月 のアーカイブ

神様の食べ物「ショコラ」~テオブロマ編~

2010年1月19日 火曜日

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今回は、ワイン・コンシェルジュがお勧めする「美味お取り寄せ」の中から、ショコラの逸品をご紹介。

実はわたくし、大のショコラ好きでして。

どのくらい好きかというと、 

バレンタインのお返し用に、東京中のショコラブティック&パティスリーを20件近く廻って、

その中から自分がすごく美味しいと思うショコラだけを詰め合わせたオリジナルのアソートを作ってプレゼントする

 くらい好きなのです。

某「美食の王様」の青年などは、ボンボン・ショコラだけで5万粒以上(1粒200円強として単純計算で1千数百万円!)食べているそうなので、ショコラ好きな人は「ショコラがないと人生の喜びが半減する」と言うほど、魅惑的な世界。 

ワインを扱う関係上、香りには敏感な私ですが、「このショコラ、まず香りからして別格だ」と思わされたのが、今回ご紹介する「テオブロマ」のショコラです。

テオブロマのオーナー土屋公二氏は、日本屈指のショコラティエとして名高い方で、カカオの産地にこだわり、20種類以上の最高級クーベルチュール(製菓用チョコレート)を使いこなす職人技で 生みだされる薫り高いチョコレートは絶品。

「テオブロマ」はカカオの木の学名で、 ギリシャ語で「神様の食べ物」を意味します。
その昔、「チョコレートは飲み物」で「薬として飲まれていた」ことをご存知の方も多いと思います。太古の昔から人々を癒し、楽しませる力があったからこそ、神様の食べ物と呼ばれたのでしょう。

例えば、「ホットチョコレートって、要するにココアでしょ?」という方は、まだ本当のショコラの魅力に浸ったことがない方です。

テオブロマさんにお願いして、本格的な「ショコラショー」(ホットチョコレート)を楽しめるセットを作っていただきましたので、是非本物のショコラの世界の扉をお開けください。

テオブロマ限定品はこちら

1976年パリ対決

2010年1月14日 木曜日

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メールマガジンで、カリフォルニアワインがフランスワインにテイスティングで勝った「パリ対決」をご紹介いたしました。

このブログでは、裏話を少し追加しましょう。

この対決を主催した人は、アカデミー・デュ・ヴァンの創立者としても有名なスティーヴン・スパリュア氏。

実は、彼は「カリフォルニアワインを勝たせようとしてこの企画をしたのではなかった」のです。曰く、

「カリフォルニアワインが勝つとはまったく思っていませんでしたし、正直そうなってほしいとも思っていませんでした。
そうですね、2位から4位ぐらいにカリフォルニアワインが入る、それぐらいでいいと考えていました。
(中略)
ムートンやオー・ブリオンといったワインを選んだのは、カリフォルニアワインが、まかり間違っても勝たないようにするためでした」

/アカデミー・デュ・ヴァンHP ~世界を変えたワイン・テイスティング - パリ対決~ より

 

彼の目的は、「ほとんど知られていないアメリカにも、なかなか良いワインがあるんだね」という認知を得るだけでよかったのです。

彼が商売をしていたのはフランスで、品揃えの大半はフランスワインだったのですから。

そして、審査員は全員フランス人で、伝統のあるレストラン関係者、著名なワイン関係者ばかりを揃えました。

それが、ブラインドで「カリフォルニアワインのほうが美味しい」という結果になったのだから、さあ大変。

2位となったムートン・ロートシルトのオーナー、フィリップ・ド・ロートシルト男爵は、審査員の一人に電話をかけ、

「私のワインになんて事をしたんだ。一級昇格に40年もかかったんだぞ」

と怒鳴ったといいます。

ワインの世界に下克上が起き、ワイン勢力地図が動き始めた。

それが、1976年パリ対決です。

 

————-以下、【ワイン・コンシェルジュ】メールマガジン 2010/01/14より————-

カリフォルニアワインといえば、「パリ対決」の話が欠かせません。

1976年にフランスワインとカリフォルニアワインの比較試飲会がパリで行われ、銘柄を隠した試飲の結果、赤も白もカリフォルニアワインが1位に選ばれ、カリフォルニアワインが世界最高級ワインの仲間入りをするきっかけとなりました。

審査員はすべてフランス人で、ロマネ・コンティのオーナーを始めとする有名醸造家やトゥール・ダルジャンのソムリエ、タイユヴァンの経営者なども含まれており、彼らは帰国後たいへんな非難を浴びたそうです。

フランス側から「フランスワインは複雑なのでその真価を発揮するためには十分な熟成期間が必要である」とクレームがつき、同じワインを10年間熟成させて、再度比較試飲会を行った結果、なんと、またカリフォルニアワインが1位になってしまったという後日談まで付きました。

結果として、世界各地で「フランスを超えるワインを生産しよう」という機運が高まり、世界の高品質ワインビジネスが拡大したことからわかるように、まさに、「その時、歴史が動いた」日となったのです。

古酒の世界~シャンパーニュ編~

2010年1月9日 土曜日

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 写真は、昨年に修善寺の旅館「あさば」に持ち込んで、夕食と合わせて飲んだ「ヴーヴ・クリコ ロゼ 1966年」。

「40年以上経ったシャンパーニュが飲めるのか??」と思われる方も多いでしょうが、もちろん飲めます。

グラスに注いで、ちゃんと泡も立ち上がった時には、思わず拍手!

非常に繊細でシルキーな口当りと、熟成したシャンパーニュのみが成しえる深み、年老いてもピンと背筋の伸びた麗しい酸味。

和食の持つ「だし系の香ばしさ」と「みそ系のコク」がありますので、名高い「あさば」の料理との相性もバッチリです。

色合いはウーロン茶のようになっていますが、味は美しいシャンパーニュの面影を残したまま、立体的な深遠さを身に纏っています。

極上の味わいを堪能いたしました。

育ちの良さがそのまま表れるのが、古酒の面白いところです。ピチピチの果実味は失われても、揺るがない品質の「核」のようなものが、時間の試練に磨かれて輝きを放つ様は、まるで小さな宇宙のよう。

口に含むとふわりと宙に浮いたように、まるで鮮やかな星空を飛んでいるように意識が覚醒し、深遠な時の流れを覗き込むような感覚に、しばらく呆然としてしまいます。

もちろん古酒はビンによる差があり、リスクが高く、「開けないとわからない」ものですが、そこがまた「良い古酒にあたった時の感動」を増幅してくれます。

「ワイン・コンシェルジュでお取り扱いしている厳選ワインは、状態が良いものばかり」という事を再確認いたしました。

★ヴーヴ・クリコ ロゼの古酒ならこちらがおすすめ↓

ヴーヴ・クリコ レア・ヴィンテージ ロゼ 1985

★銘柄によっては、若くして、古酒系シャンパーニュの味を楽しめるものがあります。↓

ベースになるキュヴェを厳しく選定し、製造過程でゆるやかに酸化熟成させることよって生まれる複雑さと力強さが特徴です。

クリュッグ・ヴィンテージ 1995 マグナムボトル

アンリ・ジロー フュ・ド・シェーヌ 1999